【Bob語録#2】XRPの普及に対する逆風について

忙しい人のためにサクッと要約

  • 【質問】リップル社やXRPの普及を邪魔している個人や団体っているの?
  • 【回答】代わりに今までリップル社がどんな困難を乗り越えたか(乗り越えなければいけないか)について話すね!
  • 【一つ目の困難】暗号資産に対する規制への対応、コンプライアンス遵守、規制当局との連携
  • 【二つ目の困難】金融機関の惰性(リスク回避性向)、新技術導入の際に後ろ向きになりがちな金融機関の構造上の課題

皆さま、こんにちは!

記事をご覧頂き誠にありがとうございます。

今回の記事でも引き続き元リップル社員である
ボブ・ウェイさんが開設した質問スレの内容を
ピックアップしてまとめます。

元リップル社員が開設した質問スレとは? 【Bob語録#0】元リップル社員があらゆる質問に答える

では早速今回の質問の方を見ていきましょう!

できればリップル社・XRPの普及・拡大に対する逆風の有無について聞きたいです。

リップル社やXRPに対して断固として普及・拡大を阻害しようとしている複数のアクターが存在すると思いますか?(和訳文)

If you have time could you please speak a bit about headwinds to XRP adoption…do you feel there is an entrenched set of entities actively trying to discredit Ripple and XRP?(一部抜粋)

Tinyaccount
参考 元の質問XRP CHAT

管理人

今回の質問はXRPやリップル社の活動に対して反対する勢力に関する質問ですね
確かにXRPやリップル社に対しては、心なしか風当たりが強いような気がします

困っちゃん

管理人

その理由は多々あるみたいですが、元リップル社員の見解を聞いてみたいですね

リップル社は価値のインターネット構築や
国際送金の効率化など壮大なプロジェクトを
推し進めています。

そのためリップル社の働きかけによって多くの
アクターに対して利害が発生します。

リップル社のプロジェクトは社会の効率化を
図る、個人的には素晴らしいプロジェクト
だと考えています。

しかしながら資本主義の世界ではいわゆる
“大人の付き合い”というものがあります。

それ故、意図してか意図せずしてか、
リップル社のプロジェクトの進捗に
対して何らかの逆風は想定されます。

管理人

私はXRP投資家なので、XRPの進捗が順調であることに越したことはないですし、順調に推移していると考えています。

ですが同時に社会はそう甘くないですからね…自然の原理上競合や反対勢力の存在がプロジェクトをより強固なものするという考え方もありますしね(チェック&バランス機能)。

早速回答を見ていきましょう!

今回の回答は長文なので分割して
少しずつ掘り下げていきます。

暗号資産市場全体に吹く”逆風”

【回答1/3】

私はこのサイトでこういったことについて話したかった。

質問への回答だけど少し違う視点からアプローチしたい。

私が言及したいのは「リップル社はこの数年間(XRPのみならず)全ての暗号資産が晒されうる(晒された)逆風に対してどのように対応し、どのようなアドバンテージを得てきたか」という点だ。

この問いに対しての回答は一筋縄ではいかない。

リップル社の方針・指針をしっかり理解した上でどの方向にリップル社が向かおうとしているのかを前提知識として把握しておかなければいけないからだ。

上記を念頭に入れつつ我々は同時に暗号資産市場全体の風向きも考慮しなければいけない。(和訳文)

The is really the topic I hoped to discuss on this site long term. You’ve just spun it in a different direction. I wanted to answer, “What advantages does Ripple have (after all these years) against the headwinds it and every other cryptocurrency must face.

This is not a short answer. It presumes that we all have the same understanding about the direction that Ripple is flying and also which way the wind is blowing. That’s rarely ever the case with Ripple. I’ll expand on this as I can but if you want the nutshell version.(一部抜粋)

BobWay
参考 元の回答XRP CHAT

管理人

質問者は

「リップル社やXRPの普及・拡大に対して明確な阻害を行なっているアクターの有無」

について質問をしましたが元社員のボブさんは若干質問の方向性を変更しましたね
まぁ…元社員が明確に

「コイツらが邪魔している!」

なんて明言したら大変なことになりますもんね…

困っちゃん

管理人

そうですね(笑)元社員とは言え一定の影響力はありますし、敵対勢力がいたとしても明確に名指しなんてしてしまったら大変なことになりますからね。

とは言えリップル社がこれまでどのような逆風や逆行をどのように乗り越えてきたのか知りたいですね。

暗号資産はブロックチェーンや分散型台帳技術
を用いて価値の移転や保存を行おうとしている
新たなアセットクラスです。

歴史を遡ってみると新技術は常に何らかの
逆風に晒されています(ネットやスマホ等)。

そんな中リップル社がどのようにして”逆風”を
乗り越えてきたのか、XRP投資家としては
気になりますね。


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回答の続きを見ていきましょう!

規制当局との付き合い方

【回答2/3】

暗号資産やお金を取り扱う上で最も難しいことはコンプライアンスの遵守である。

正直コンプライアンス遵守の重要性に対する認識は暗号資産界隈全体において薄いと思う。

リップル社は素晴らしい人材を揃え、長い年月を掛け規制当局とコンプライアンスに関する熟議をしっかり行なってきたと自負している。

暗号資産市場においてコンプライアンスに対してここまでしっかり対策しているプロジェクトは稀有だと感じている。(和訳文)

The hardest thing in crypto and money in general is compliance. That is underestimated by everyone in the space. Ripple has build out a great team and worked hard over the years in discussing these issues directly with regulators. Few other crypto ecosystems have this experience.(一部抜粋)

BobWay
参考 元の回答XRP CHAT
ポイント
・XRPの普及において大きなハードルの一つは規制やコンプライアンスの遵守

・コミュニティー内でコンプライアンス遵守の重要性に関しての認識が薄い

・リップル社は規制当局としっかり熟議し連携を取っている

・リップル社は規制当局と綿密な連携が取れるよう法規制に精通している専門家のチームを取り揃えている

管理人

XRPのみならず暗号資産を普及させる上での一番のハードルはやはり行政による規制なんですね
え…結局は規制なんですね…なんとかならないものですかね…

困っちゃん

管理人

こればかりは避けては通れない道ですね。

むしろ各国の規制当局と密に連携を取っているリップル社の姿勢を見るとXRP投資家としては安心します。

規制当局側の立場としても全く新しいアセットクラスの規制を制定するというのはとんでもない責任が伴うので、今後も多くの壁が待ち構えていると思います。
確かに規制を敷く段階で大きなミスがあると、暗号資産市場のみならず金融商品市場全体に非可逆的な悪影響を及ぼしかねませんからね

困っちゃん

XRP投資家としては今後も規制当局の
動きを注視していく必要がありますね。

全く新しいアセットクラスであるが故に
法規制がXRPの価格や普及にどのような
影響を及ぼすのかは計り知れません。

では回答の続きを見ていきましょう。

提携している金融機関の惰性

【回答3/3】

XRPを普及させる上で次に難しい課題が惰性(リスク回避性向)だ。

我々はついつい銀行という組織が一枚岩のアクターであるという先入観を持っている。

しかしそれは誤りだ。

銀行には多数の部署が存在し、その部署のトップは一人の個人だ。

部署のトップにいる人間は多くの場合、素晴らしい人格の持ち主だとは思う。

しかし彼らも根本的には自己利益を追求する一人の生身の人間であることを忘れてはいけない。

このことを念頭に入れ、下記のシナリオを想定してほしい。

あなたが銀行内のとある部署の部長だとする。

あなたが管理する部署で革新的な技術を行内で一番最初に取り入れたとして、それが失敗に終わってしまったらどうなるか?

あなたはその失敗の責任を取るためクビになってしまいます!

仮に他部署の部長が上記のリスクを負った上で新技術の導入に成功したとしょう。

あなたがその様子を見て、その技術が確固たるものであることが分かった後にその技術を自身の部署に導入してもクビになるリスクはほぼないですよね?

上記のことを念頭に置くと、新技術を取り入れることがいかに大きなリスクを伴うかが分かると思う。

新技術導入のリスクを導入成功時の便益が遥かに上回るような状況を予測するには相当な先見の明が必要となってくる。

金融機関関係者は個々のプロダクトや新技術を上記のような費用対効果分析を用いて常に精査している。

リップル社は自社のプロダクト導入のリスクと便益を天秤にかけた場合後者が上回ることを顧客に訴求し続けなければならない。(和訳文)

The second hardest thing in money is inertia. We think of banks as a single entity. But they’re not. They are a bunch of departments headed by individuals. Most of these individuals are great people but each is looking out for their own personal self interest (just like everyone else). If you are the first to implement something new and different at a bank and it goes wrong–you can be fired! On the other hand, if someone else implements something first and it goes right–it’s unlikely you’ll be fired for implementing it second.

So one of the keys is to canvas the world broadly enough to find the people whose problems are bad enough that the potential benefits overwhelm the perceived risks. Ripple has been awesome at identifying areas where the need it greatest(一部抜粋)

BobWay
参考 元の回答XRP CHAT
ポイント
・次の大きなハードルは金融機関による惰性(様子見意識)

・新技術の導入にはリスクは付き物

・新技術を導入する際に失敗のリスクを恐れ、意思決定者が新技術の導入に踏み出せないことがある

・リップル社は失敗のリスクより導入成功時の便益が上回ることをしっかり訴求しなければならない

管理人

正直この回答は目から鱗でした。

規制当局や競合するプロダクト・暗号資産の話が出てくると思いきや全く違う視点からの回答だったのでとても新鮮で勉強になりましたね。
これこそ元リップル社員だからこそ聞ける内部事情ですね。

まさか提携している金融機関にこのような潜在的な課題があったなんて外部の投資家である我々には中々想像がつかないですよね。

府武・ふむ夫

管理人

そうですね、一般的に大企業のガバナンスや企業体制・人事評価システムを考慮すると至極当然の話ではありますが、盲点でした。

金融機関は他の業界と比較しても特にリスク回避性向が高いですしね。
え…金融機関の皆様頑張ってくださいよ〜(泣)

困っちゃん

府武・ふむ夫

金融機関も最終的には個人の集合体ですからね。

特に大規模な金融機関ほど新技術を採用する際には多くの稟議や検証が求められます。

そういう意味では小規模の金融機関と比較すると相対的に機動力は落ちると考えています。

この理論は国家にも通ずる部分があって、小国ほど暗号資産の活用をする際俊敏に動けている印象です。
リップル社が今やるべきことは、自社のプロダクトの技術の確実性をしっかり金融機関に訴求することですね

管理人

元リップル社員だからこその見解ですね。

リップル社はXRPを通じて国際送金、ひいては
金融の在り方を根底から覆そうとしています。

しかし金融業は非常に伝統的なセクターのため
リップル社の試みがいくら革新的で多くの
メリットをもたらすものであっても幅広い
普及は一筋縄ではいかないと思います。

そんな中リップル社は金融機関との提携数を
順調に伸ばしています。

それはリップル社が金融機関に対して自社の
プロダクトやサービスを導入することで
多くのメリットや利益をもたらせることを
訴求できているからではないでしょうか。

リップル社が今後もコツコツ淡々と金融機関
と協議・連携を重ね、プロダクトやサービス
の幅広い普及を期待したいですね。

管理人

今回のBob語録は以上で終わりです!

最後まで読んで頂き誠にありがとうございました!

今後もBob語録をバンバンシェアしていきますのでよろしくお願いします!