皆さま、こんにちは!
記事をご覧頂き誠にありがとうございます!
今回の記事でも引き続き元リップル社員である
ボブ・ウェイさんが開設した質問スレの内容を
ピックアップしてまとめます。
では早速今回の質問を見ていきましょう!
XRPは適切に分配されていると思いますか?
リップル社が存在するXRPの半数以上を保有していることについては、どのように考えていますか?(和訳文)
参考 元の質問XRP CHATDo you think that xrp is sufficiently decentralised? What’s your stance on ripple having half the total supply
Zerp_Legend
管理人
上記は、暗号資産投資家の間で、長年多くの議論を巻き起こしてきた、非常に注目度の高いマターです。
このことについて、元リップル社員のボブ氏がどのように考えているのか、気になりますね!
早速回答を見ていきましょう!
実は、リップル社が存在するXRPの半数近くを保有していることは、うれしい偶然(Happy Accident)なんだよ。
存在するXRPの半数近くを保有することは、当初から意図・計画されていたことではないんだよ。
ただ、プロジェクトを進めていくうちに、XRPを適切に分配することがいかに難しいことであるかに気付かされたよ。
まさか、お金(XRP)を分配することがこんなにも難しいことだなんて、思いもしなかったよね。
話を一旦戻すけど、上記の「うれしい偶然」は、事後的には、まさにリップル社にとって「棚から牡丹餅」的な出来事だったんだよ(ボブ氏の私見)。
もし、リップル社が大量のXRPを保有していなかったら、XRPがグローバル・ブリッジ・アセットの位置付けになることは、恐らく不可能だったと思うよ。
リップル社が大量のXRPを保有することは、XRPが成功をするためには必要不可欠な要素だと思うよ。
それは同時に、(XRP以外の)他の暗号資産がグローバル・ブリッジ・アセットに位置付けられることが、困難を極めることを意味している。
それは、(他の暗号資産には)既存のグローバル・ブリッジ・アセットのシェアを奪うほどの十分な体力(資本力に裏付けられたバックアップ)を蓄えていない(蓄えることができない)からだ。(一部抜粋)(和訳文)
参考 元の回答XRP CHATIt turns out the reason Ripple the company still has so much XRP is a happy accident. It wasn’t the original goal. It just turns out that distributing it was much more complicated than anyone expected. How hard could giving away free money be? At least that is what most of us thought at the beginning…
BobWay
The happy part of the accident is that (in my personal analysis) without that reserve of XRP to draw on, it would be impossible to force XRP into the position of global bridge currency asset. So, curiously, I think Ripple holding that much XRP is critical to XRPs success. It also means that other cryptocurrency system that attempt to become a global bridge currency will fail for lack of the leverage necessary to displace existing bridge currencies.(一部抜粋)
・XRPがグローバル・ブリッジ・アセットに位置付けられるためには、リップル社がXRPを大量に保有していることがキーとなる
・リップル社が大量のXRPを保有することは、XRPが成功をするためには必要不可欠な要素
調子・のり助
リップル社が、どのような目標を掲げ、その目標の実現に向けて、どのような行動を取っているのかを注意深く見ていくと、リップル社がXRPを大量に保有し、戦略的に活用することが、どのような形でXRPの成功に結びつくのか、その相関関係がはっきりと見えてきます。
管理人
困っちゃん
そして、その目標を実現するために、どのような行動を取っているんですか?
また、目標を実現する過程で、どのような形で大量に保有しているXRPを戦略的に活用しているんですか?
リップル社は…
価値のインターネットを構築する
…というビジョン(目標)を全社的に掲げています。
そして、リップル社は、同ビジョンの実現を目指す上で…
・各国規制当局との密接な協議
・自社の送金ソリューションのシェア拡大
・提携先の拡大
…など、数多くの施策を講じていますが…
・XRPのエコシステムの拡大・拡張
…は、リップル社が同ビジョンを実現する上で、要となる施策となります。
もちろん、リップル社は営利を目的とする企業なので、同ビジョンの実現を目指す過程で、自社の価値・利益・収益の最大化を図りますが、あくまでもリップル社が目指している最終的なエンドポイントは、価値のインターネットの構築であり、リップル社は恐らく、同ビジョンの実現と自社の価値・利益・収益の最大化は同義(イコール)であると考えていると思います。
リップル社がどのよう形でXRPを戦略的に活用し、XRPのエコシステムの拡大・拡張を図っているか、に関しましては、以前執筆した下記の記事で詳細に掘り下げていますので、併せてご覧になって頂けますと幸いです。
管理人
管理人
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました!
今後もBob語録をバンバンシェアしていきますのでよろしくお願いします!