皆さま、こんにちは!
記事をご覧頂き誠にありがとうございます!
管理人
今回まとめるニュースはこちらです!
管理人
ポンプリアーノ氏が運営しているOff The Chainというポッドキャストは海外ではとても人気があり、多くの暗号資産投資家に聴かれています。
【追記】先日、主に暗号資産業界の有識者のインタビューを行なっているPompliano氏がガーリングハウス氏にインタビューを行なったのですが、今年最も視聴されたPodcastだったそうです。
— xThinker (@xThinker1) October 18, 2019
多くの人がXRPに興味を持ち始め、海外のXRPコミュニティーが大きく拡大していることが伺えます。
1/ https://t.co/IxMeSaOZIr
管理人
ポッドキャストということもあり、ガーリングハウス氏が普段テレビやメディアなどでは語らないような、かなり込み入った議論が展開され、終始非常に興味深い内容となっております。
本当はインタビューの全ての内容を和訳しまとめたいのですが、膨大な量の情報となってしまうので、今回はインタビューの一部分を切り取り皆さまに共有させて頂ければと考えております。
管理人
金融機関からの歩み寄り
管理人
今回注目する部分は、インタビューの中盤に差し掛かった頃にガーリングハウス氏が述べた下記の発言です。
※上記で紹介した動画の46:27~47:30辺りの発言
【リップル社CEO・ガーリングハウス氏の発言】
「これは2年半前の出来事なんだけど…我々が提携しているとある大手コルレス銀行の重役が私に…
『リップル社と提携して良かったと思うし、リップル社の送金ソリューション(xCurrent)のパフォーマンスにもとても満足している』
『だけどね、我々が今後暗号資産(XRP)を活用することはないからね?』
…と私に言ってきたのだ…まぁ…うん、分かった…ありがとう…我々もあなた方と提携できて良かったよ…とだけ、その時は思った(苦笑)」
「時は過ぎ、その出来事から18ヶ月後…私にその発言をした重役だけでなく、彼が所属する銀行のCEOがサンフランシスコにあるリップル社の本社までわざわざ訪ねてきてくれたんだ!」
「彼らは我々の本社に足を運び…
『(リップル社の)流動性創出ソリューション(ODL)の導入に関する協議を行う準備が整った』
…と言ってきたのだ」
「この話がなぜ重要かというと…我々が彼らに暗号資産・XRPを活用するソリューション(ODL)を訴求するチャンスを得られた理由は、我々がすでに彼らに対して明確な問題を解決するソリューションを提供していて(xCurrent)、彼らと信頼関係を築けていたからなんだよ」
「XRPは活用しない」
…と宣言していたにも関わらず、発言をしてから18ヶ月後にCEOを引き連れリップル社の本社に足を運び、XRP活用の是非についてあちら側から歩み寄ってきた
・リップル社がxCurrentを通じて銀行側が抱えていた問題や課題を解決したことで信頼関係が構築され、上記のような銀行側からの歩み寄りが実現したのではないかとガーリングハウス氏は推測している
調子・のり助
管理人
調子・のり助
話は戻しまして、ガーリングハウス氏の上記の発言を深掘りしていく上で、大きく分けて二つの重要な論点が浮き彫りとなってきます。
管理人
困っちゃん
・金融機関との親和性が高く、彼らが抱えている問題や課題(国際送金のコストが高い)を分かりやすく、かつ早期に解決ができるxCurrentを導入してもらうことで一定の信頼関係を築き、次のステップ(ODLの導入)に結びつけやすくするというリップル社の戦略が功を奏している
…です。
リップル社の一連の導入戦略・信頼構築戦略については私が先日した下記のツイートでも言及しましたが、非常に秀逸なものだと考えております。
管理人
リップル社の主要送金ソリューションはあくまでもODLですが、最近はxCurrent・ILPにも注目しています。
— xThinker (@xThinker1) November 2, 2019
まずは既存のシステムとの親和性が高いxCurrentを導入してもらい、その後より先進的なODLを訴求し導入してもらうというリップル社のツーステップ戦略は秀逸と言わざるを得ないと思います。
困っちゃん
金融業界はお金や信用に係る業務・事業を行なっているので、信頼関係は非常に重要な要素です。
リップル社の花形ソリューションはあくまでもODLで、xCurrentはどちらかというと地味…というか堅実なイメージがありますが、xCurrentはリップル社の包括的なプロダクト導入戦略において非常に重要な役割を担っていると考えております。
管理人
調子・のり助
・リップル社は市場・顧客が実際に抱えている問題や課題を解決し、市場や顧客が抱いている潜在的なニーズに対して愚直に応え続けている
…点です。
管理人
調子・のり助
以前執筆した記事で紹介しましたが、アマゾンの現CEO・創業者のベゾス氏が20年前のインタビューで事業運営・拡大の指針として…
・顧客を第一に思う姿勢
を掲げていると仰っていました。
リップル社のCTOであるシュオルツ氏も常日頃から…
「無理やりユースケースを作り上げ顧客に押し売りをするのではなく、顧客がどんな問題を抱えているか…どんな潜在的なニーズを抱いているかに焦点をあてプロダクトの開発・訴求を行なっている」
…と仰っています。
管理人
調子・のり助
リップル社がxCurrentを通じて顧客が抱えている問題や課題を解決することで、信頼だけでなく実績を築きあげてきたことで、リップル社から訴求をしなくても顧客側から歩み寄ってくるような構図が出来つつあるのではないでしょうか。
信頼と実績という両輪がリップル社の事業を促進するドライバーとなっているのです。
信頼・実績・ネットワーク効果…これら要素による相乗効果が奏功し、マネーグラムやガーリングハウス氏が今回言及した某大手コルレス銀行のように、より多くの金融機関や送金業社がリップル社に歩み寄ってくるのではないかと個人的には考えております。
乗り越えなければいけない壁はまだいくつかありますが、その中でも最も高い壁となっているのが各国の規制策定の遅延です。
この大きな壁を乗り越えることができるればリップル社の事業はより早いスピードで拡大していくと期待をしております。
管理人
今回の記事は以上となります。
最後まで読んで頂き誠に
ありがとうございました。
ではまた次回!