皆さま、こんにちは!
記事をご覧頂き、誠にありがとうございます!
今回の記事では書籍…
「金持ち父さん・貧乏父さん」
…の著者であるロバート・キヨサキ氏の
メッセージを紹介します。
![](https://xthinker.net/wp-content/uploads/2020/03/kiyosaki-message-1.jpg)
管理人
「金持ち父さん・貧乏父さん」
は私の愛読書の一つです。
この本を読んでからお金に対する考え方や向き合い方が変わりました。
ご存知の方も多いと思いますが、書籍…
「金持ち父さん・貧乏父さん」
…は、お金だけでなく投資や起業に対する
姿勢やマインドセットが記されている
世界的ベストセラーです。
多くの投資家や実業家に愛読されており、
“お金”に関する書籍の金字塔的な存在です。
その本の著者であるキヨサキ氏が先日…
「人々が貧困から抜け出せない理由」
…という内容の動画を配信しました。
その動画に込められているメッセージがとても
興味深いので、今回記事にまとめました。
動画ではキヨサキ氏がいくつかのポイントに
分けて、貧困の原因に関する持論を展開
しています。
今回の記事ではキヨサキ氏が貧困の原因の一つ
として位置付けている、教育システムの問題点
に対しての彼の見解をまとめていきます。
貧困の原因は教育システムにある?
学校の教育システムは労働者や従業員、医者や弁護士などの専門家の養成に適している。
Robert Kiyosaki(和訳)
しかしお金に関しては何も教えていない。
管理人
私が教育を受けたアメリカの学校でもお金に関するカリキュラムは一切ありませんでした。
たまに先生が授業中に脱線して投資やお金について教えてくれましたが、それはあくまでもカリキュラム外のことでした。
私の父は教育委員会の委員長で、博士号も取得していた。
ある日私は父親に…「なぜ学校ではお金について何も教えてくれないの?」
と尋ねた。
すると父親は…「政府が学校でお金に関する授業を行うことを許可していないからだ」
「政府は我々が学校で何を教えていいか、教えてはいけないか全て決めている」
と答えた。
私は父親の発言に対して疑問を抱き更にこう聞いた…「我々はお金のことを学ぶために学校に通っているんじゃないの?」
…父親はこの質問対して
「違う!君の役割はたくさん勉強をして良い職に就くことだ!」
…と答えた。
Robert Kiyosaki(和訳)
管理人
・時間を守り
・言われたことをこなし
・組織で機能できる
…優秀な労働者の育成だと言われることがありますよね。
優秀な労働者だけでなく、専門家の養成にも適しているとキヨサキ氏は言っています。
その反面学校ではお金については何一つ教えてくれません。
困っちゃん
管理人
ですがやはり…
「労働者の育成・養成が教育システムの主目的だ」
…というキヨサキ氏の意見は説得力がありますね…
貧困マインドは根深い
現在…
・金銭的に苦しんでいる人
・常に経済的な不安を抱えている人
・ある程度お金を稼いでいるがなぜか不幸せに感じている人
…その原因の多くは教育に起因すると思う。
学校教育を通じて…「たくさん勉強をして良い職に就かないとダメだ」
「良い職に就かなければお金持ちにはなれない」
「金稼ぎは汚い、金持ちは汚い」
…という思考回路が根付いてしまっているためだ。
この思考回路を是正しない限り根底にある問題は解決されない。
それは宝くじで一攫千金を手にした人の多くが、最終的には破産している現実を見ると明らかだ(アメリカの事例)。
短期的に多額のお金を手に入れたとしても、根底にある貧困マインドが是正されなければ最終的には貧困状態に戻ってしまう。一度貧困に陥ってしまうと、マインドセットを根底から変えない限り、貧困から抜け出すのは困難だ。
Robert Kiyosaki(和訳)
仮に多額のお金を手に入れたとしても、貧困マインドのままだとお金は瞬く間に無くなってしまう。
実際プロアスリートも現役中多額の報酬をもらっているにも関わらず引退5年後に65%が破産している(アメリカの事例)。
それは教育を通じて貧困マインドが叩き込まれてしまっているからだ。
調子・のり助
一度貧困に陥ったらもう抜け出せないって身も蓋もないやん…
キヨサキ氏が言いたいことは…
「貧困から抜け出すためには貧困マインドを根本的に改めなければいけない」
…ということなのではないでしょうか?
管理人
困っちゃん
・学校で教えられたことに対し、疑問を持たず鵜呑みにすること
・お金に対するリテラシーを持とうとしないこと
・生活水準が可処分所得相応でないこと
…なのではないかと考えています
管理人
困っちゃん
当時の私は…
「おもちゃやゲームをたくさん持っている」
…ということを自分の幸福に紐づけていました。
その感情の根底には、私自身が学校で教えられてきた…
・たくさん勉強をして
・いつか良い職に就き
・お金をたくさん稼ぎ
・そのお金で欲しいものを買う、良い生活を送る
…というような思考がありました。
管理人
困っちゃん
当時私はまだ中学生でしたが、同じ思考を持ったまま大人になっていたらどうなってしまっていたでしょうか?
好きなものを買い続けるために働き、お金が足りなくなれば借金やクレジットカードのリボ払いなどを利用し、可処分所得不相応の生活をしていた可能性があります。
このような状況ではいくら良い職に就けたとしても実質的に貧困マインドで苦しみ続けていた可能性が高いです。
アメリカで、宝くじ当選者の多くが最終的には破産してしまう構図と全く同じです。
管理人
困っちゃん
しかし浅かれ深かれ私は貧困マインドから抜け出せずにいたと思います。
実際に私は就職してから数年間、毎月給料をもらい、学生の頃より遥かに経済的・金銭的に豊かなのに、なぜか幸福感は学生の時より低かったです。
そのような状態から抜け出したいと思い、まだまだ未熟で勉強不足ではありますが、貧困マインドを改めるため、お金に関するリテラシーを身につけることにしました。
管理人
困っちゃん
・日々の固定コストを極限まで削ることで余剰資金を作ること
・その余剰資金をそっくりそのまま消費するのではなく、投資などに充てること
・投資から得たインカムゲインやキャピタルゲインを通じて更なる余剰を創出すること
・投資を通じて創出した一次余剰資金を、より安全な投資(国債やインデックス投資など)に再投資をし、複利効果に乗じて指数関数的に資産を増やせられること
…ですかね。
現時点で得られているインカムゲインやキャピタルゲインは微々たるものですが、近い将来一次投資の実を結ばせ、二次投資に充てるための余剰資金の創出ができればと考えております。
これはほんの一例ですが、上記のことを知っているおかげで…
「お金や資産を働かせてお金を増やす」
…という資産形成の基本を実践することができています。
管理人
困っちゃん
それは可処分所得不相応な消費をしてしまったがために、生活費が足りなくなり、今後の生活が圧迫されるのではないかという不安感から起因する感情でした。
しかし、投資を通じて得たインカムゲインやキャピタルゲインであれば、余剰のお金なので多少大きな買い物や贅沢に費やしても、上記のような罪悪感に苦しめられるずに済みます。
余剰のお金であれば罪悪感や切迫感に苛まれることなく、気持ちよくお金を使うことができるようになります。
しかも資産形成をする段階ですでに生活費や固定コストを切る詰めているので、生活費の枯渇などの心配も払拭され、不安な気持ちも軽減されます。
管理人
調子・のり助
ですが、このことすらも学校では教えてくれないですよね?
金融リテラシーを身に付けていたら、リスクとリターンや期待値の概念を理解できるようになります。
例えば米国債のような、元本保証型で期日にしっかり配当が給付されるような手堅い資産もあれば、暗号資産のようなボラリティーが激しくリスクが高いけど、同時に大きなリターンも狙えるような投資対象もあるという知識を身に付けることができます。
この前提知識の有無が、後々の資産形成に雲泥の差を生じさせると考えています。
金融リテラシーをしっかり身に付けることで、自身にとって適正だと考えるリスクとリターンや期待値に基づいて投資活動・資産形成を行うことができます。
これは実質的に各人が強制的に投資家に仕立てあげられる、資本主義国家に住んでいる我々にとって非常に重要な知識であるにも関わらず学校では教えてくれません。
管理人
調子・のり助
義務救育を終えた後、労働市場に参加せず高校や大学に進学するという選択は、自身が保有している労働資本を、より多くの付加価値を生み出せる資本に育てる(育てようとする)、という立派な投資活動です。
また、労働活動を通じて得た日本円(給料)を貯蓄している場合、それはつまり日本円を中長期保有するという投資活動なのです。
労働活動の対価として日本円(給料)を受け取り貯蓄をするという行為は、自身の労働資本を円に振り替え、その後日本円を中長期保有することと同義なのです。
それは、日本円に限らず各国の法定通貨は…
・他国の法定通貨
・有価証券
・債券
・暗号資産
・金(ゴールド)などのコモディティー
…と比べて、相対的価値が常時変動しているからです。
自身の保有している労働資本を法定通貨に振り替え、その後法定通貨を株や資産に振り替ることも全ては広義の意味では投資活動です。
問題はこの事実を知らされずに、義務教育を終えた瞬間に否応無く、国民各人が強制的に全員投資家デビューをさせられているということです。
資本主義国家は、国民皆投資家を強いる国家システムなのです。
管理人
困っちゃん
まとめ
今回の記事ではロバート・キヨサキ氏の
学校や教育に対する見解をまとめました。
学校は我々の人格形成が行われる幼少期から
青年期の重要な時期の大半を過ごす場所です。
つまり、学校で学んだことや学校での経験は
我々が大人になってから、我々に多大な影響を
及ぼします。
キヨサキ氏はそんな重要な役割を果たしている
学校で、お金について一切教えられていない
ことは大きな問題であると問題提起を
しています。
もちろん社会において一つの決まった答えが
あるわけではありません。
とは言え、我々が資本主義国家に住んでいる
以上、お金を稼ぎ、管理する能力は
必要不可欠です。
また、お金はどうしても我々の生活において
大きなウェイトを占めていることも事実です。
そういう意味でも…
「今後お金とどう向き合っていくのか」
…という問いは一考の価値が
あるかもしれません。
管理人
この記事ではまだ動画の一部しかまとめていないので、残りは次回の記事でまとめていきます!
そちらも併せてご覧になって頂けますと、大変幸いです!