XRPの送金速度は高速
XRPの基本的な特徴の一つは送金の速さです。取引所からの送金か…あるいは個人のハードウォレットからの送金か…など送金の状況にもよりますが、XRPは最速4秒で送金が完了します。

ビットコインやイーサリアムなど他の主要な暗号資産と比較しても、XRPの送金速度はトップクラスです。XRPの全ての送金・取引・決済の処理が行われている分散型台帳システム・XRPレジャー独自の承認システムであるXRP・レジャー・コンセンサス・プロトコル(XRP Ledger Consensus Protocol)(以下:コンセンサス・プロトコル)がXRPの高速送金を実現しています。

管理人

これまでの章では、XRPに関する大枠的な概要やXRPの用途やユースケースについてなど、どちらかというと抽象的・概要的な内容について説明をしてきましたが、いよいよ本章からは、XRPの技術的側面について詳細に掘り下げていきます!
技術的な話!?

難しそう…ちゃんと理解できるか不安です…(泣)

困っちゃん

管理人

技術的な話となると、今までの章以上に初めて見る専門用語や理論がたくさん登場しますが、今までの章と同様、なるべく分かりやすく噛み砕きながらXRPやその周辺の技術の理論や仕組みについて少しずつ紐解いて行きますので心配ご無用です!

これから本章を含む3つの章をかけてXRPの基本的な特徴を見ていくのですが、リップル社が掲げている国際送金の効率化・価値のインターネットのビジョンを実現する上で…

・XRPのどういった特徴に着目をして活用しているのか
・XRPが両ビジョンを実現する上でなぜ必要とされているのか


…を見ていきます。

早速ですが、今回の章で抑えておきたいポイントは…

・XRPの送金速度は高速
・他の主要な暗号資産と比較してもトップクラスの送金速度を誇っている


…という点です。

他の主要な暗号資産と比較してXRPの送金速度がどれほど速いのか、具体的に見ていきましょう。

スポンサーリンク

コインチェック

安定した高速送金

図示されている通り、コンセンサス・プロトコルにより、XRPの送金速度は速いだけでなく安定しており、ビットコインなどのように、送金を承認する際にプルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work)(以下:PoW承認技術)を用いている暗号資産は、相対して送金が遅く不安定です。

特にビットコインに関しては、送金総量(送金リクエストの総量)に応じて送金スピードが大きく変動します(そのため図では10分〜60分という表現になっております)。ビットコインの送金量が大幅に増え、送金リクエストが溜まり過ぎると、送金が一時的に滞留する送金詰まりなどの現象も生じます。

管理人

上記で図示されている通り、XRPの送金速度は暗号資産の代表格であるビットコインのみならず他の主要な暗号資産と比較してもトップクラスのパフォーマンスを誇っていることが見て取れると思います。

リップル社が掲げている国際送金の効率化・価値のインターネットのビジョンを実現する上で、数ある暗号資産のうちXRPが活用されている大きな理由の一つは、XRPの送金速度が非常に速いからなのです。
なんでXRPだけこんなに送金が速いん?速さの秘訣でもあるん?

調子・のり助

管理人

先述した通り、XRPの全ての送金・取引・決済を処理している分散型台帳システム・XRPレジャーの独自の承認技術であるコンセンサス・アルゴリズムがXRPの高速送金を実現しています
うわぁ〜…聞き慣れない専門用語のオンパレード…

困っちゃん

管理人

ご安心ください!

XRPレジャーやコンセンサス・アルゴリズムがどういったものなのか、どういった仕組みで動いているのかについては、後々の章で詳細に深掘りをしていきますので、現時点では頭の片隅に置いておいてください。

では、次の章でXRPの二つ目の基本的な特徴である…

XRPの送金手数料が安価な点

…について見ていきましょう!

スポンサーリンク

SBI FX