今回のてにログでは...
金融機関などのアクターがXRPを直接保有した場合発生しうるリスクを、リップル社がどのような施策や試みを通じて低減できるのか、についてのリップル社CTO・デービッド・シュオルツ氏の解説を、てにったーさんが和訳しまとめてくれています(配信日:2017年8月17日)

てにったー

リップル社が60%も保有し、かつ価格変動の激しいXRPを銀行が直接保有するのか?という疑問に答えています。

リップル社の保有分を活用して変動リスクだけ吸収するというアイデア!

参考 Explain then?reddit

質問者:全発行トークンのうち60%もの量をRipple社が保有するようなXRPを、どうして銀行が使ったりするのか?

sjoelkatz(デービッド・シュオルツ氏(リップル社CTO)):(結論を先に言うと)銀行は確実性を好むから、です。

もし銀行が「XRPに何か起こったら」と心配しているなら、我々が保有する60%の資産を使って彼らを守るような条件付き契約をRipple社と交わせばよいだけです。

こんなことXRP以外でできますか?

(具体的には)彼らがXRP価格の下落を心配しているとお考えでしょうか?

心配無用です。

例えば、ある銀行が1,000万ドル相当のXRPを保有すると仮定しましょう。

Ripple社は将来、XRP価格が上昇すると考え、一方、銀行は下落した時のことを心配する、といった状況です。

ならばRipple社は銀行に対して、ある取引を持ちかければいいのです。

つまり、もしXRP価格が下落したら1,000万ドル相当になるようXRPの不足分をRipple社が支払いを補填する、という取引です。

その代わり、もし価格が上昇したら、今度は銀行側がRipple社に対しXRPを支払って1,000万ドル相当を維持するのです。

後者の場合はRipple社の勝ちですね。これで銀行が心配していた価格変動リスクは排除されました。(こんなことXRP以外でできますか?)


おねがい
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