今回のてにログでは...
リップル社CTOのシュオルツ氏が以前行った「(XRPの売却は)取るに足らない金額」発言を取り巻く一連の誤解について、てにったーさんが、シュオルツ氏による同発言の背景・真意を丁寧に解説してくれています
(配信日:2019年12月30日)

てにったー

David発言について誤解が生じています。

参考 仮想通貨XRP売却は「取るに足らない金額」リップル社CTOが反論コインテレグラフジャパン

てにったー

誤解のポイントは2つに集約されると思います。
①リップル社のXRP放出≠社の利益
社の放出分は全て社の収入と思われる事がありますが正確ではありません。

手持ちのXRPを流動性提供者等にインセンティブとして無償譲渡する分は社にとって収入ではなく支出です。

また市場売却分についてもその全部または一部に関しては、得た現金を何か別の物に使っているわけではありません。

XRPとFiatを両方保有し、継続的マーケットメーキングをするためです。

つまり売→買→売→買→・・・をひたすら繰り返すものです。

単純な資金調達「funding」とも言えないでしょう。
②話の文脈(funding)
議論の中で「取るに足らない量(negligible amount)」と呼んだのは、放出量ではなく資金調達(funding)の文脈です。

つまり社がXRPを放出することで大量の資金を調達してるのではないか、という疑念に対してです。

つまり議論の中心はいわゆる「売り圧」ではなく資金調達です。

てにったー

この2者は①の通り量的にイコールではありません。

収益or資金調達という当該議論において、無償譲渡分はむしろ支出とも言え資金調達量は「取るに足らないわけ」です。

この辺の話は運用方針として度々説明されている部分でもあります。


おねがい
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