
てにったー
このような発表がされましたが、実は凄いことが隠されてるのではと思い以下に私見を述べます。
毎度素晴らしい翻訳を無料で提供されてる、XRPの上にも3年さん(@xrpsurfer)の翻訳があります!
てにったー
本ツイートは客観的事実だけでなく私見も含んでおり誤りの可能性が多分にあります。
その点、ご留意ください。m(_ _)m
(異論・反論は大歓迎です。)
てにったー
まず「マルチホップ」の意味ですが、特に難しい言葉ではありません。
ここでいう「マルチホップ」とは、単に両替を複数回繰り返しながら進んでいく、といった単純な意味です。
地点Aから地点Bまで国際送金したい時、マイナーな通貨ペアだったりするといつでも一発で両替できるとは限りません。
その場合、別の通貨を経由して辿り着く必要があります。
マルチホップにより1回の送金で複数回両替を行うことができるようになりました。
これが技術的な意義。
もう1つの意義は、先日説明したxCurrentを使ったXRPブリッジ送金に必要な技術だということです。
てにったー
つまりこの方法はそもそもマルチホップが前提にあるのです。
今回の技術的進展によってxCurrentのブリッジ技術はようやく完成したと言えます。
以降xCと略します。
ここまでマルチホップの技術的な説明をしました。
ここからいよいよタイのサイアム商業銀行(SCB)の話になります。
今回の発表によるとSCBはRippleNetのマルチホップを採用するとのこと。
これは非効率だったASEANへの送金をSCBが世界とASEAN各国との間に入ることでスムーズにするのが目的だそうです。
てにったー
図のようにSCBが世界とASEAN各国の間に入りハブ銀行的な役割を持つようです。
SCBはタイの銀行なので、SCBはひとまずタイバーツ(THB)で受け取る図にしています。
SCBは中継銀行の1つとして②から来たバーツをASEANの通貨Bに変換して送る、というもののようです。
では、これで何が改善されるか?
記事によれば…
「マルチホップを使えば、金融機関は直接SCBに繋がることができ、複数の為替や高額な手数料なしに、SCBは地域を超えて決済を行うことができます。」
…とのこと。
つまり海外の銀行はSCBまで1回両替で済むと。
しかしちょっと考えてみると、これ変なのです。
(ここから私見が入ります。)
実はこの説明、ひとつ疑問が湧きます。
何かと言うと…
通貨A⇒タイバーツ(THB)はどうして一発両替にできたのか?
…という点です。
つまり図の①-②の両替!
ここって考えてみればマルチホップ採用とは何も関係ないところです。
ドル等の主要通貨からの送金なら一発でバーツになるでしょうが、例えばトルコからだったら?エジプトからだったら?
従来のSWIFTのような送金方法では一発でバーツに変換できないでしょう。
つまり今回の発表は…
「マルチホップ以外にもうひとつ何かが隠されているのではないか」
…と推測されます。
どの国からでも1回両替で変換できる技術。
もしあるとしたら現状アレしかありません。
ブリッジ通貨です。
SCBはRippleNetに入りマルチホップを採用するにあたってブリッジ通貨XRPを使うことを前提にしていると推測しました。
そうでないとマルチホップしても何の効率も上がらないからです。
つまりこの記事は表向きは…
「SCBがマルチホップ採用する」
…という発表なのですが裏には…
「SCBのブリッジ通貨の採用が前提になっている」
…と読めるのです。
もちろん他の可能性もいろいろ考えましたが、記事の通りの1回両替できて手数料も上がる技術、思い浮かびませんでした。
よって、ここからは客観的情報を元にしながらも私の推測になります。
前提は、SCBのマルチホップはXRPを使う以外に効率上昇はない、となります。
あとは気になるのはXRPをどう使うかです。選択肢は…
①xRapidでXRPブリッジ
②xCurrentでXRPブリッジ
…です。
てにったー
【前半の要点】
マルチホップ&SCBの発表は表向きはマルチホップという新しい技術の発表ではあるもののSCBの運用形態を考えると実はXRP利用が改善の前提条件になっている(ように見える)。
てにったー
SCBがハブ役になるには海外のハブ銀行との送金の効率化が必要。
でないとSCBがRippleNet+マルチホップを使う意味があまりない。
またハブ(海外)はハブ(SCB)と”直接”接続され1回両替で済むので安価との発表。
私の推論は…
「全世界と1回で両替できる通貨はXRPしかない」
…です。
なので後半はXRPを使うことは既定路線とします。
焦点はSCBは…
①xRapid (+xCurrent)ブリッジ
②xCurrent+XRPでブリッジ
のどっちなの?です。
最初に私なりの結論を述べます。
②xCurrentでブリッジの可能性の方が高いと思います。
つまりSCBは世界で初めてXRPを保有する銀行になる、と。
ここからはSCBが①xR (+xC)を採用する場合と②xC+XRPを採用する場合の両方を考えてみて、どっちがもっともらしいか比較します。
まずは深く考えずに、発表内容に沿った図を示します。
てにったー
青丸がハブ銀行であり両替役となります。
銀行Aから両替を受け持つハブ機関Xへ。
ここで何かしらの方法でバーツ(THB)に変換され、もう1つのハブ機関Y(SCB)に移動。
SCBはASEAN各国の通貨を保有してると思われ、ここでインドネシアのIDRに両替される。
ここで最も気になるのはやはりハブ機関Xです。
つまり関心は MXNとTHBをどうやって両替するか?
ここでようやく①xRapid(+xCurrent)を考えることになります。
①xR (+xC)仕組みの図を示します。
てにったー
詳しく知りたい方は以下を。
てにったー
つまり図のオレンジ色の全ての操作を1つ操作として「パッケージ化」して両替サービスを提供するのです。
なのでオレンジ部分は一旦無視してよくなります。
すると先ほどの図にxRapidを当てはめるとシンプルに下のような形になります。
てにったー
てにったー
次にxCブリッジの仕組みです。
図のようにエンジ色の銀行XとYがXRPを保有して両替役を果たしリレー方式で目的地に向かいます。
これを①と同様、先ほどのメキシコ⇒インドネシア送金に当てはめてみると実はとてもシンプルになります。
以下の図です。
てにったー
ハブ機関Xとハブ機関Y(SCB)がXRPを保有して両替する形になり、ハブ機関同士はXRPを送るだけ、という単純なものになります。
以上が①xR(+xC)と②xCブリッジの送金構造になります。
ここでいよいよ両者を比較します。
てにったー
①xR(+xC)は作れるペアの数が無限ではないのです。
理由を説明します。
xRは各国の取引所を経由して通貨交換をするので、仕切り役の青色のハブ機関Xは各国の銀行&取引所で口座開設&管理が必要になります。
例えばマネーグラムという送金業者がxRを使うことになって、20カ国で銀行口座と取引所口座を管理していたとします。
この場合20個の中なら全ての通貨ペアを用意できます。
しかしもし21カ国目に贈ろうとなるとマネーグラムのxRだけでは足りず、他の両替機能を更に経由しなくてはならないのです。
つまり単一のxRapidで…
「全世界とバーツが一発変換」
…するとしたら、1つの送金業者が全世界で口座管理することになります。
私自身はそれはあまり現実的ではないと思います。
てにったー
言い換えると、これは新たにどこか別の国で「法定通貨⇔XRP」のハブ機関Zが出来上がったら初対面でもなんでも問題もなく接続できることを意味しています。
つまり全世界を一発で接続することが可能になるのです。(スケールする。)
xRの可能性が低い理由2つ目。
送金可能額です。
発表を読むと(文脈に議論の余地があるものの)「送金サイズに関わらず」と明記されてます。
xC,xRの私の説明を読んだ方はご存知かと思いますが、xRは取引所の流動性が低いと高額送金ができません。
ここがxRが発表内容と若干の不一致を感じる点です。
理由の3つ目。
リップル社アジア地域のリーダーDilipの発言です。
「マルチホップにはハブ銀行がデジタル資産を持つ方が法定通貨よりも適してる」
…というコメントをしているからです。
XRPを保有する=xCブリッジです。
てにったー
もし以上の推論が正しければSCBはXRPを保有する、あるいは既に保有してることになります。
また、重要なことはSCBだけが保有しても意味がないということです。
FAXは2台以上必要なのと同じく他のハブも保有が必要です。
SCBがXRP持つということは他にもハブ銀行で持つ見通しがあるのかもしれません。
これが本当だとすると更に2つの嬉しいことがあります。
1.銀行のXRP保有が法的に認められつつある、ということです。
2.価格変動の大きいXRPを持つためのヘッジ方法が確立した可能性が高い、ということです。
この2点は昔から問題視されてきたことなので、見通しがたったとしたら大きな進展です。
繰り返しになりますが以上の話は…
・XRPを持たないとマルチホップを導入したそもそものメリットが享受できない
・その場合はxCブリッジの方が適している
…という推測から成り立っています。
本当は全て間違っているかもしれません。
そこは読み手の皆さんのご判断にお任せいたします。
ただハブ銀行になるような銀行は、元々ノストロ口座を持つメガ銀行でしょう。
複数のノストロ口座に大量に資金を眠らせ、それにヘッジを含む多大なコストを捻出している彼らからすると、XRP Ledgerの資産1種類だけ持つというのは導入障壁としては低いように思います。
以上です。
(反論・異論大歓迎)
【リップルのマルチホップとサイアム商業銀行(SCB】
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
このような発表がされましたが、実は凄いことが隠されてるのではと思い
以下に私見を述べます。https://t.co/vXPlZGTfkq
毎度素晴らしい翻訳を無料で提供されてる、XRPの上にも3年( @xrpsurfer )さんの翻訳があります!https://t.co/TdAS7PJD3w
1/
まず先におことわりを。
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
本ツイートは客観的事実だけでなく私見も含んでおり誤りの可能性が多分にあります。その点、ご留意ください。m(_ _)m
(異論・反論は大歓迎です。)
では本題に。
まず「マルチホップ」の意味ですが、特に難しい言葉ではありません。2/
ここでいう「マルチホップ」とは、単に
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
両替を複数回繰り返しながら進んでいく、
といった単純な意味です。
地点Aから地点Bまで国際送金したい時、マイナーな通貨ペアだったりするといつでも一発で両替できるとは限りません。その場合、別の通貨を経由して辿り着く必要があります。3/
マルチホップにより1回の送金で複数回両替を行うことができるようになりました。これが技術的な意義.
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
もう1つの意義は、先日説明したxCurrentを使ったXRPブリッジ送金に必要な技術だということです。
※xCurrentを使ったXRPブリッジ送金を詳しく知りたい方は以下へ。https://t.co/Ru0kUU94qh
4/
どういうことかというと
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
xCurrentを使ったブリッジ送金の場合、
エンジ色の銀行Xと銀行Yの2つの地点で両替が必要だということです。
つまりこの方法はそもそもマルチホップが前提にあるのです。今回の技術的進展によってxCurrentのブリッジ技術はようやく完成したと言えます。
以降xCと略します。
5/ pic.twitter.com/x1g2SRQrRQ
ここまでマルチホップの技術的な説明をしました.
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
ここからいよいよタイのサイアム商業銀行(SCB)の話になります.
今回の発表によるとSCBはRippleNetのマルチホップを採用するとのこと。
これは非効率だったASEANへの送金を
SCBが世界とASEAN各国との間に入ることでスムーズにするのが目的だそうです。6/
具体的に説明します.
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
図のようにSCBが世界とASEAN各国の間に入りハブ銀行的な役割を持つようです。SCBはタイの銀行なので、SCBはひとまずタイバーツ(THB)で受け取る図にしています。
SCBは中継銀行の1つとして②から来たバーツをASEANの通貨Bに変換して送る、というもののようです。
7/ pic.twitter.com/O6RgletjAB
では、これで何が改善されるか?
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
記事によれば
「マルチホップを使えば、金融機関は直接SCBに繋がることができ、複数の為替や高額な手数料なしに、SCBは地域を超えて決済を行うことができます。」とのこと。つまり海外の銀行はSCBまで1回両替で済むと。
しかしちょっと考えてみると、これ変なのです.
8/ pic.twitter.com/eBq13UZGET
(ここから私見が入ります。)
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
実はこの説明、ひとつ疑問が湧きます。何かと言うと
通貨A⇒タイバーツ(THB)はどうして一発両替にできたのか?という点です。
つまり図の①-②の両替!
ここって考えてみればマルチホップ採用とは何も関係ないところです。
9/ pic.twitter.com/gl1TWlbK8r
ドル等の主要通貨からの送金なら一発でバーツになるでしょうが、
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
例えばトルコからだったら?エジプトからだったら?
従来のSWIFTのような送金方法では一発でバーツに変換できないでしょう。
つまり今回の発表は
「マルチホップ以外にもうひとつ何かが隠されているのではないか」
と推測されます。
10/
どの国からでも1回両替で変換できる技術。
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
もしあるとしたら現状アレしかありません。ブリッジ通貨です。
SCBはRippleNetに入りマルチホップを採用するにあたって
ブリッジ通貨XRPを使うことを前提にしていると推測しました。
そうでないとマルチホップしても何の効率も上がらないからです。
11/
つまりこの記事は
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
表向きは「SCBがマルチホップ採用する」という発表なのですが
裏には「SCBのブリッジ通貨の採用が前提になっている」と読めるのです。
もちろん他の可能性もいろいろ考えましたが、記事の通りの1回両替できて手数料も上がる技術、思い浮かびませんでした。
12/
よって、ここからは客観的情報を元にしながらも私の推測になります。
— てにったー (@tenitoshi) September 30, 2018
前提は、SCBのマルチホップはXRPを使う以外に効率上昇はない、となります。
あとは気になるのはXRPをどう使うかです。選択肢は
①xRapidでXRPブリッジ
②xCurrentでXRPブリッジ
です。
長くなったので、終盤は後ほど。m(_ _)m
13/ pic.twitter.com/eOeBCzqwnD
長くなったのでスレッドを分けました。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
続きは以下へお願いします。https://t.co/8I87pGdelA
長くなったのでスレッドを分けて後半です.
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
後半の焦点はSCBのXRP保有の是否です!
【前半の要点】
マルチホップ&SCBの発表は
表向きはマルチホップという新しい技術の発表ではあるものの
SCBの運用形態を考えると実はXRP利用が改善の前提条件になっている
(ように見える).
※前半スレッドは以下
1/ https://t.co/kBvnxAYRYM
前半のロジックです。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
SCBがハブ役になるには海外のハブ銀行との送金の効率化が必要。でないとSCBがRippleNet+マルチホップを使う意味があまりない。
またハブ(海外)はハブ(SCB)と”直接”接続され1回両替で済むので安価との発表。
私の推論は「全世界と1回で両替できる通貨はXRPしかない」です。
2/ pic.twitter.com/axPCfLfGPm
なので後半はXRPを使うことは既定路線とします。焦点はSCBは
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
①xRapid (+xCurrent)ブリッジ
②xCurrent+XRPでブリッジ
のどっちなの?です。
最初に私なりの結論を述べます。
②xCurrentでブリッジの可能性の方が高いと思います。
つまりSCBは世界で初めてXRPを保有する銀行になる、と。
3/
ここからはSCBが①xR (+xC)を採用する場合と②xC+XRPを採用する場合の両方を考えてみて、どっちがもっともらしいか比較します。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
まずは深く考えずに、発表内容に沿った図を示します。
メキシコからSCBを経由してインドネシアに送金される例。
青丸がハブ銀行であり両替役となります。4/ pic.twitter.com/OXPnoN3hPN
銀行Aから両替を受け持つハブ機関Xへ。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
ここで何かしらの方法でバーツ(THB)に変換され、もう1つのハブ機関Y(SCB)に移動。
SCBはASEAN各国の通貨を保有してると思われ、ここでインドネシアのIDRに両替される。
ここで最も気になるのはやはりハブ機関Xです。5/ pic.twitter.com/aAxOrW2eIN
つまり関心は MXNとTHBをどうやって両替するか?
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
ここでようやく①xRapid(+xCurrent)を考えることになります。
①xR (+xC)
仕組みの図を示します。ミソは、青色の「送金業者or銀行X」が2つの国のXRP取引所を仕切って通貨変換を行う点です。
(詳しく知りたい方は以下を。https://t.co/e5dOuMDhFZ )
6/ pic.twitter.com/LTJNP9x60M
ここで押さえておくべきポイントは、xR(+xC)はいろいろと操作しているけど、銀行AとBから見たら、単なる両替屋だということです。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
つまり図のオレンジ色の全ての操作を1つ操作として「パッケージ化」して両替サービスを提供するのです。
なのでオレンジ部分は一旦無視してよくなります。すると
7/
先ほどの図にxRapidを当てはめるとシンプルに下のような形になります。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
xR仕切り役の青色「送金業者or銀行X」がハブ機関Xです。8/ pic.twitter.com/br9o25jCtB
②xCurrentブリッジ
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
次にxCブリッジの仕組みです。
図のようにエンジ色の銀行XとYがXRPを保有して両替役を果たし
リレー方式で目的地に向かいます。
(詳細は↓https://t.co/boQL4NRURM )
これを①と同様、先ほどのメキシコ⇒インドネシア送金に当てはめてみると実はとてもシンプルになります。(次)
9/ pic.twitter.com/IkSTag96jS
以下の図です。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
さっきと何が違うかというとハブ機関が保有する通貨の部分です
ハブ機関Xとハブ機関Y(SCB)がXRPを保有して両替する形になり、ハブ機関同士はXRPを送るだけ、という単純なものになります。
以上が①xR(+xC)と②xCブリッジの送金構造になります。
ここでいよいよ両者を比較します。10/ pic.twitter.com/LBeK49mMge
私はxRの方がより可能性が”低い”と思っているのですが
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
その理由の1つ目がペア数の違いです。①xR(+xC)は作れるペアの数が無限ではないのです。
理由を説明します。xRは各国の取引所を経由して通貨交換をするので、仕切り役の青色のハブ機関Xは各国の銀行&取引所で口座開設&管理が必要になります。11/ pic.twitter.com/7QF5TBxWYn
例えばマネーグラムという送金業者がxRを使うことになって、20カ国で銀行口座と取引所口座を管理していたとします。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
この場合20個の中なら全ての通貨ペアを用意できます。
しかしもし21カ国目に贈ろうとなるとマネーグラムのxRだけでは足りず、他の両替機能を更に経由しなくてはならないのです。12/
つまり単一のxRapidで「全世界とバーツが一発変換」するとしたら、1つの送金業者が全世界で口座管理することになります。私自身はそれはあまり現実的ではないと思います。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
一方、xCはご覧のように全てのハブ機関が「法定通貨⇔XRP」という形をとっており、全てがILPという規格で接続されています。13/
言い換えると、これは新たにどこか別の国で「法定通貨⇔XRP」のハブ機関Zが出来上がったら初対面でもなんでも問題もなく接続できることを意味しています。つまり全世界を一発で接続することが可能になるのです。(スケールする。)
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
14/ pic.twitter.com/3ZnITAZJD4
xRの可能性が低い理由2つ目。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
送金可能額です。
発表を読むと(文脈に議論の余地があるものの)「送金サイズに関わらず」と明記されてます。xC,xRの私の説明を読んだ方はご存知かと思いますが、xRは取引所の流動性が低いと高額送金ができません。ここがxRが発表内容と若干の不一致を感じる点です。15/
理由の3つ目。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
リップル社アジア地域のリーダーDilipの発言です。
「マルチホップにはハブ銀行がデジタル資産を持つ方が法定通貨よりも適してる」というコメントをしているからです。
XRPを保有する=xCブリッジです。
以上が②xCブリッジの可能性が高いと考えた根拠です。16/https://t.co/s0sbp8D2JS
もし以上の推論が正しければ
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
SCBはXRPを保有する、あるいは既に保有してることになります。
また、重要なことはSCBだけが保有しても意味がないということです。FAXは2台以上必要なのと同じく他のハブも保有が必要です。SCBがXRP持つということは他にもハブ銀行で持つ見通しがあるのかもしれません。17/
これが本当だとすると更に2つの嬉しいことがあります。
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
1.銀行のXRP保有が法的に認められつつある、ということです。
2.価格変動の大きいXRPを持つためのヘッジ方法が確立した可能性が高い、ということです。
この2点は昔から問題視されてきたことなので、見通しがたったとしたら大きな進展です。18/
繰り返しになりますが以上の話は
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
・XRPを持たないとマルチホップを導入したそもそものメリットが享受できない
・その場合はxCブリッジの方が適している
という推測から成り立っています。本当は全て間違っているかもしれません。そこは読み手の皆さんのご判断にお任せいたします。
19/
ただハブ銀行になるような銀行は、元々ノストロ口座を持つメガ銀行でしょう。複数のノストロ口座に大量に資金を眠らせ、それにヘッジを含む多大なコストを捻出している彼らからすると、XRP Ledgerの資産1種類だけ持つというのは導入障壁としては低いように思います.
— てにったー (@tenitoshi) October 1, 2018
以上です
(反論・異論大歓迎) 20/20
