てにったー
以下の2つに集約されます。
①どうやって通貨を両替するか
→つまり流動性の調達
②安く速く価値を国外に移動できるか
→現金の移動。つまりセトルメント。
てにったー
これの最も原始的な方法は現金を飛行機に載せて運ぶことです。
ハンドキャリーです。
これの欠点は説明する必要はないかと思います。
次に伝統的なものがノストロ口座です。
送金の度に飛行機でハンドキャリーしてたらやってられません。
そこで特定の銀行が海外の銀行に口座を開設。
資金を外貨で保有します。
誰かが送金したくなったら、その銀行(コルレス銀行と呼ぶ)にお願いして、送り先の国の銀行にある口座残高を変える。
これをもって現金移動したことにする形です。
この場合、コルレス銀行にセトルメントをお願いするため、手数料が相応にかかります。
外国口座の維持、残高の維持、人件費、現地での規制対応など、様々なコストがかかるので。
そういうこともあって、コルレス銀行は限られた数しかありません。
そういう意味では寡占化された商売とも言えます。
つまり②セトルメント問題を解決するには…
・ハンドキャリーよりも安く速く運べ
・他人の資金(ノストロ口座)を使わなくてもよくする
…ことと言えます。
これを解決するのがデジタル通貨です。
仮想通貨とステーブルコインはデータ版現金でありインターネットで簡単に動かせるのが特長です。
ただし銀行が発行するステーブルコインの場合、裏付け資産が必要で、結局それはどこかの銀行口座に入っているので、完全な解決になっているかどうかは状況にも依ります。
一方、BTCやXRPは裏付け資産の無い価値です。
よく仮想通貨は価格変動が大きいから法定通貨ペッグが良い、との主張がありますが、そう単純な話ではありません。
ペッグ=裏付け資産、なのでそれが銀行口座に置かれていることになります。
つまり「他人の資金」を使わせてもらってるのと同じです。
これが時としてコストに載る場合があるのです。
この観点で考えれば、BTCやXRPが法定通貨ペッグではないことは欠点ではなく、むしろ利点であると言えます。
以上、②セトルメントの課題は仮想通貨またはステーブルコイン等のデジタル通貨を「適切に」使うことで解決する、と言えます。
てにったー
①どうやって通貨を両替するか
…です。
ノストロ口座を使うパターンでは口座を保有するコルレス銀行が「②現金移動」だけでなく両替商としての役割も兼任します。
つまり街の両替所と同様、自国通貨と外貨を両方保有し顧客のお金をもう一方の通貨に交換してあげる形。
これの問題は先述の通りコルレス銀行が複数の外貨を大量に保有することに起因しています。
つまり口座維持費用など。
これが直接、送金コストに乗っかってくるわけです。
つまり他人が自分のために外貨を海外に保有してくれるコストです。
これは②セトルメント問題よりも難しい課題と言えます。
なぜ難しいか?
両替とは…
“自分が持つお金” ⇔ “他人が持つお金”
…を交換することです。
そして、その”他人”が「送金者のため」に外貨を保有するのがコルレス銀行や両替所です。
なので彼らにそのコスト以上を支払う必要がどうしても出てきます。
これをカットするのが難しいわけです。
この「①両替問題」を解決する方法が「マーケットを利用すること」です。
そしてそれを実行するのがxRapid。
xRapidは「送金者のために」資産をわざわざ保有する銀行に行く代わりに取引所に行きます。
なぜならそこには「自分で勝手に」資産を保有ししかもトレードを希望する人がいるからです。
つまり両替の相手は取引所にいる市場参加者=投資家です。
発想としては彼らのトレード需要を、国際送金のための両替の相手として利用してしまう ということです。
こうすれば「無駄に」外貨を保有する銀行にコストを支払う必要がなくなります。
なぜなら投資家は勝手に外貨を保有しているので。
投資家は「自ら進んで」外貨や仮想通貨を保有している人達です。
この人達を国際送金に利用することがxRapidの強みです。
両替相手が十分いる状態を「流動性が高い状態」といいます。
xRapidの本質は…
①デジタル通貨XRPというセトルメント機能
…そして…
②市場流動性を送金に利用する事
…と言えます。
過日リップル社CEOが中銀の会合で質問されました。
「国際送金の問題は流動性だ。誰もが流動性を求めてるのに誰も流動性を提供したがらない。君達はどうやって流動性を提供してるの?」
彼の答え↓
「私達が流動性を提供しているのではありません。市場(取引所)が提供しているんですよ。」
以上。
国際送金の課題を整理します。
— てにったー (@tenitoshi) June 19, 2019
以下の2つに集約されます.
①どうやって通貨を両替するか
→つまり流動性の調達
②安く速く価値を国外に移動できるか
→現金の移動。つまりセトルメント
続 1/ #peing #質問箱 https://t.co/BpVibL55GC
2つのうちの②現金移動=セトルメントに関して。
— てにったー (@tenitoshi) June 19, 2019
これの最も原始的な方法は
現金を飛行機に載せて運ぶことです。ハンドキャリーです。
これの欠点は説明する必要はないかと思います。
次に伝統的なものがノストロ口座です。2/
送金の度に飛行機でハンドキャリーしてたらやってられません.
— てにったー (@tenitoshi) June 19, 2019
そこで特定の銀行が海外の銀行に口座を開設。資金を外貨で保有します.
誰かが送金したくなったら、その銀行(コルレス銀行と呼ぶ)にお願いして、送り先の国の銀行にある口座残高を変える。これをもって現金移動したことにする形です。3/
この場合、コルレス銀行にセトルメントをお願いするため、手数料が相応にかかります。外国口座の維持、残高の維持、人件費、現地での規制対応など、様々なコストがかかるので。
— てにったー (@tenitoshi) June 19, 2019
そういうこともあって、コルレス銀行は限られた数しかありません。そういう意味では寡占化された商売とも言えます。4/
つまり②セトルメント問題を解決するには
— てにったー (@tenitoshi) June 19, 2019
・ハンドキャリーよりも安く速く運べ
・他人の資金(ノストロ口座)を使わなくてもよくする
ことと言えます。
これを解決するのがデジタル通貨です。
仮想通貨とステーブルコインはデータ版現金でありインターネットで簡単に動かせるのが特長です。5/
ただし銀行が発行するステーブルコインの場合、
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
裏付け資産が必要で、結局それはどこかの銀行口座に入っているので、完全な解決になっているかどうかは状況にも依ります。
一方、BTCやXRPは裏付け資産の無い価値です。6/
よく仮想通貨は価格変動が大きいから法定通貨ペッグが良い、との主張がありますが、そう単純な話ではありません。
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
ペッグ=裏付け資産、なので
それが銀行口座に置かれていることになります。つまり「他人の資金」を使わせてもらってるのと同じです。これが時としてコストに載る場合があるのです。7/
この観点で考えれば、
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
BTCやXRPが法定通貨ペッグではないことは欠点ではなく、むしろ利点であると言えます。
以上、②セトルメントの課題は
仮想通貨またはステーブルコイン等のデジタル通貨を「適切に」使うことで解決する、
と言えます。8/
次にもう1つの課題
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
①どうやって通貨を両替するか
です。
ノストロ口座を使うパターンでは口座を保有するコルレス銀行が
「②現金移動」だけでなく両替商としての役割も兼任します。
つまり街の両替所と同様、自国通貨と外貨を両方保有し
顧客のお金をもう一方の通貨に交換してあげる形。9/
これの問題は先述の通りコルレス銀行が複数の外貨を大量に保有することに起因しています。つまり口座維持費用など。
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
これが直接、送金コストに乗っかってくるわけです。つまり他人が自分のために外貨を海外に保有してくれるコストです。
これは②セトルメント問題よりも難しい課題と言えます。10/
なぜ難しいか?
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
両替とは
“自分が持つお金” ⇔ “他人が持つお金”
を交換することです。
そして、その”他人”が「送金者のため」に外貨を保有するのが
コルレス銀行や両替所です。
なので彼らにそのコスト以上を支払う必要がどうしても出てきます。これをカットするのが難しいわけです。
11/
この「①両替問題」を解決する方法が
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
「マーケットを利用すること」です。
そしてそれを実行するのがxRapid。
xRapidは
「送金者のために」資産をわざわざ保有する銀行に行く代わりに
取引所に行きます。なぜならそこには
「自分で勝手に」資産を保有し
しかもトレードを希望する人がいるからです。12/
つまり両替の相手は取引所にいる市場参加者=投資家です。
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
発想としては
彼らのトレード需要を、国際送金のための両替の相手として利用してしまう
ということです。
こうすれば「無駄に」外貨を保有する銀行にコストを支払う必要がなくなります。なぜなら投資家は勝手に外貨を保有しているので。13/ pic.twitter.com/4zmXneJ2OT
投資家は「自ら進んで」外貨や仮想通貨を保有している人達です。
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
この人達を国際送金に利用することがxRapidの強みです.
両替相手が十分いる状態を「流動性が高い状態」といいます。
xRapidの本質は
①デジタル通貨XRPというセトルメント機能
そして
②市場流動性を送金に利用する事
と言えます。14/
過日リップル社CEOが中銀の会合で質問されました。
— てにったー (@tenitoshi) June 20, 2019
「国際送金の問題は流動性だ。誰もが流動性を求めてるのに誰も流動性を提供したがらない。君達はどうやって流動性を提供してるの?」
彼の答え↓
「私達が流動性を提供しているのではありません。市場(取引所)が提供しているんですよ。」
以上。15/15